被災地より
こども古本店が被災地に「それでも、絵本を。」というメッセージとともに お送りしている寄付絵本。
僕らが純粋におもっていることを文章にしたのがこのメッセージです。
このメッセージに共感をいただいた方がとても多く、
「涙がでました。」
「がんばってください!」
という嬉しいエールが数多く送られてきました。
被災地・熊本から寄付の要請も多くきています。
避難所で不安がっているこども達に、絵本を読んであげたいという大人たち。
幼稚園も図書館もすべて閉まってしまい、余震で眠れない毎日を過ごす、ご家庭。
熊本で家を失い、他県へ避難している親子。
多くの人から、切実な言葉をともに、絵本寄付の要請を受けます。
どれも、こども達の希望を忘れない、真剣な大人の声。
そんな皆さまの切実な想いにすぐにお答えするため、 こども古本店は全力をあげて、一つの要請につき50冊の絵本をお送りしています。
どれも、綺麗にクリーニングされたリサイクル絵本。
続々と、被災した皆さまのもとへ届いています。
うち、被災された方からひとつのメッセージが届きましたので紹介します。
熊本市に住む、3歳の男の子をお持ちのママ。
ママは保育士をされていて、絵本のある環境をとても大切にされています。
幼稚園がはじまらず、図書館のある区役所は避難所となり、 余震に怯える毎日。
その中で、私たちへ切実なメッセージとともに寄付絵本の要請を いただきました。
<熊本県熊本市・Kさま>
こども古本店さんから、沢山の絵本を頂きました
震災があり、1週間が経ちましたが、まだまだ不安な日々が続いています。
そんな中、少しでも不安を和らげてあげたいと、沢山の種類の絵本が届きました
状態もすごく綺麗で、ママは感動しました(;_;)
大好きな絵本を沢山頂き、息子もご満悦です!
余震の不安で怯えているこどもが、こんな素敵な笑顔をみせてくれるなんて・・・!
私たち、うれしすぎて・・・。
私たちのように小さな会社、小さな店が、
毎日たくさん寄せられる寄付絵本の要請に全力で対応するのは、 簡単ではありません。
でも、私たちのやっていることは、 じわじわとであるが、
被災地のこども達のためになっている。
励みになりました。 さあ、明日からもがんばろー!