5月2日(月)18:10~NHK名古屋の番組「ほっとイブニング」の特集リポートにて移動絵本屋が紹介されました。
【リポート】町に絵本屋さんがやってきた!
書店の減少とともに絵本を手に取る機会が減っています。
そこで北名古屋市で古本のネット販売をしている会社が始めたのが、絵本の「移動販売車」。
本を車で運ぶ際の工夫や、どんどん広がっているという人気の秘密をリポートします。
【放送内容】
*NHKのキャスター野田英里さんがとても熱意を込めて伝えてくださいました。
テレビ放送を動画や映像でお見せしたいところですが、著作権の関係により、
こちらでは、中継している場面の写真と、放送の内容を簡単にお伝えします。
まずは、スタジオでアナウンサーのお2人が、
「書店が減少する今、こども達に絵本に触れあってもらうため、
ユニークな取り組みをしている本屋さんがあります」
というところからはじまり、現地のキャスターにカメラがうつされました。
現地のキャスターより。
「こちらは北名古屋市のお寺の境内です。
こども達が絵本や読み聞かせを楽しむ風景があります。
絵本を楽しむ舞台は、なんと外です!」
外で絵本を楽しむこども達の姿と、
楽しそうに紹介するキャスター・野田英里さん。
キャスターの野田英里さんは移動絵本屋の扉を開けて、
こう続けます。
「さて、この絵本がどうやって届けられたのかというと・・・。
こちらのトラック!
本がズラリ。500冊ほど絵本を積んでいます。
どうぶつ、のりもの、たべものなど、様々なジャンルの絵本があります。
そして、たくさんの中からお母さんが選びやすいようにと、
赤ちゃんから2・3歳、対象年齢別になっています。」
「この移動絵本屋をはじめたのは、あちらで読み聞かせをしている方!
移動絵本屋こども古本店・代表。 中島英昭さんです。
古本屋や大型書店で12年働いた後に独立。
本屋はないなら自分でそこまで持っていこうと、この仕組みを作りました。」
そして読み聞かせを終えた中島のところへ近づき、インタビュー。
そして、代表の中島ひであきは、
重版されないよい絵本を、リサイクル絵本で保存し、こども達につなげていきたい想い。
そして、メンテナンスとクリーニングにこだわり、
絵本を大切にいたわっていることを視聴者の皆さまに伝えさせて
ただきました。
目の前でクリーニングの様子や、修理した絵本をお見せし、
キャスターの野田英里さんも感動。
その後、野田英里さんは、開業してわずか半年にも関わらず、
話題を呼び、各地でファンを作る移動絵本屋の人気の高さを解説。
そして、こどもと絵本を楽しみにきていたママにマイクを向け、
インタビュー。
野田英里さん
「移動絵本屋のどんなところが魅力ですか?」
ママ
「私の町でも書店がなくなってしまったので、絵本屋さんが来てくれるのは助かります。
書店がないといっていた、名古屋市東区の友達にも移動絵本屋を紹介しました!」
そして、キャスター野田英里さんは
「これからも、子どもが絵本の魅力に触れる場所を、移動絵本屋でつくっていって
ほしいと思います。」と締めくくり、
スタジオのアナウンサーからは
「代表の中島さんは、年内に移動販売車を増やし、
東海地方を中心に活動範囲を増やしていきたいと考えています。」
以上、移動絵本屋の特集リポート内容のハイライトでした。
書店が減少していく今、親から子に絵本を読み与える環境が少なくなっています。
移動絵本屋は、
”こどもを待つだけの本屋さんでなく、こどものいる場所へ届けに行く絵本屋さんを”
という想いから開業した、日本で唯一の絵本専門の移動販売車です。
その目的にNHKのキャスター・野田英里さんが強く共感してくださり、今回の紹介へと繋がりました。
NHKさんの番組を通じて、私たちは絵本の大切さや移動絵本屋の想いを皆さんに伝えさせていただきました。
「こどもに一番近い、絵本屋さん」
私たちは、開業当初のその目的を忘れることなく、
これからも町の絵本屋としてこども達もために走っていきます。
キャスターの野田英里さん並びに、今回の紹介に携わった関係者の方々。
本当にありがとうございました!