【聞かせ屋。けいたろう君からのメッセージ】

こども古本店と縁のある皆様、こんにちは！
《聞かせ屋。けいたろう》です。




僕は、2006年の秋に、夜の路上で絵本の読み聞かせを始めました。
きっかけは、短大での保育の授業。授業で先生が、絵本を読んでくれたのです。
子ども向けであるはずの絵本で、クラスメイトの大人たちが、笑ったり感動したりしているのを見て、驚きました。

『絵本は、大人にでも響くのかも…』
そう思った僕は、現代版の紙芝居屋さんのイメージで、夜の路上に立ちました。
トランクから十数冊の絵本を取りだし、風呂敷に並べ、読み聞かせ屋を始めたのです。

その夜、読んだ【かわいそうなぞう】by金の星社。
リクエストしてくれたのは、二人組の女子高生でした。
読み終えたあの時の二人の涙、それが僕のスタートでした。





絵本は漢字で書くと、[糸][会][本]と書きますね。
僕は、出会いをつないで、関係を結んでくれる本だと思っています。


僕の絵本でも、たくさんの関係が結ばれたら良いなぁ。


いつか、どこかでお会いしましょう！！

＊聞かせ屋。けいたろう君とこども古本店の店主・中島ひであきは、 別々の道で絵本を広める約束をした盟友です。 全国に絵本を届ける絵本屋と、全国を駆け回る絵本読み聞かせ師で、 こども達に笑顔をお届けしていきます。