いま、あなたの街にはどれだけの本屋さんがありますか?
思い起こせば、私たちがこどもの頃、街には本屋さんがあふれていました。
そこで、お父さんやお母さんはこどもに絵本を読み、与えていました。
しかし、時代は変わり、街からは本屋さんが減りました。
今や書店のない地域は420市町村(2017年現在)にものぼり、
親からこどもに絵本を読み与える環境が、少なくなっているのです。
”こどもを待つだけの本屋さんでなく、
こどものいる場所へ届けに行く絵本屋さんを”
その純粋な想いを実現するため、
「こども古本店の移動絵本屋」を2015年に開業いたしました。
「こどもに一番近い、絵本屋さん。」
それが、この事業のコンセプトでもあり、一大目標です。
書店が著しく減少していく今、小さな書店はほとんどなくなり、都会または郊外にポツンとある大型書店、
ショッピングセンター内でしかみられなくなってきました。
こども達にとって「本屋さん」は、かつてよりも遠い存在となってしまったのです。
書店である私たち自らがこども達の場所へ行き、そして、絵本を通じて人を繋ぎ、
地域の親子から親しみをもって「絵本屋さん」と呼ばれる存在になっていきたいと思います。
私たちはいずれこの車を全国に走らせます。
いつか、あなたの街で会いましょう!